体の構造(再投稿)

ココログに投降したものの再投稿。
2013年11月に投降したものです。

引っ越しになり、持っていた本や漫画をほとんど手放したのですが、今読み返すとこの本もう一回読みたいなって思いました。
いやほんと、再び買って読もうかな。

太字部分は今回追記した部分となります。


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最近(H25.5当時なんですけど)読んだ本で面白かったので、何か食べ物関係と繋がらないかと思い書き始めてみます。

三木成夫さん著の「内臓とこころ」と言う本です。


どこまで書くと、紹介になり、書き過ぎると無断借用になるのかわかりませんが、少しポイントずらしつつ、面白かったとこを書いてみます。


人間は皮膚・筋肉などの体や手足などの体壁系と内臓系に大きくわけることができるんだそうです。


体壁系は外部世界から見える部分の為、その状態は見てわかるのですが、内臓系からの信号と言うのはなかなか表面にまで出てこないんだそうです。

その中でも、尿意・空腹などは体の表面と言うかを見てもわかったり、自分でも気が付く症状なんだそうです。なるほど。悶絶している人を観れば、何かあるなとわかりますね。我慢で脂汗が出るほどの信号に気が付かない人はいないでしょう・・・
そう言えば、この前トイレで大が埋まっていたのですが、その前で片膝付きそうなくらいぐっとこらえていたかと思ったら突然ばっと立ち上がったりを繰り返している方を観ました。大丈夫だったのかな・・・

もうひとつ、体の内臓から発達したものに、顔があるそうです。鰓(えら)から発達したと書いてあったと理解しています。退化した部分もあり、それは「首」になったそうな・・・なので、「えらが張った顔」とかは言い得て妙ですね。

ところが、内臓系の出先器官の顔の特に餌を食べるのに重要な「口」。その中の「舌」は体の構造的には手と親戚関係にあるそうです。体壁系の手ですが、内臓系でもある器官だそうです。発達だったか進化の過程で、そのように説明できるそうです。「喉から手が出るほど」と言うのも、実際「第三の手」と解釈できるみたいっす。面白いですね。

AIにこの辺を訊いてみると「手と舌は親戚と言うのは、発生学的には別なので、学問的には正しくない」のだそうです。
が、神経学的類似とか機能的相同性とか手と同じように精密な器官であるってのは事実のようです。
目を覆ったら手で触るか、口の中に入れて舌などで確認でその形状が理解できる気がします。
違う?ジーピー(CHAT-GPT)?
「ハイ、その通りです」だそうな。
子供が口に何でも入れちゃうのって形状を確認しつつ、ついでに味とかも確認しているのかもしれませんね。
(まさに、乳児期は手よりも口の方が発達しているんだそうです。おっぱい飲む大事な部分ですからね)


この本の、ほとんど冒頭の部分の話なのですが、新潟では移動時間は車の運転にあててしまう為、電車移動で読書と言うわけにもいかず、また何故か家で読むとすぐ眠くなってしまう為、なかなか読み進む事が出来ません。

(この段階で日記に起こしました。その後読み終わり、記憶が薄れた頭で追加訂正しています)



さて、ここから何か食べ物に繋がらないかと考えたのですが・・・やはり、空腹・・・でしょうか?体の状態と味覚って感じかな?


空腹・・・現代人では到底経験が出来ない状態ではないかと思います。多少「腹減った~」ってのはありますが、「飢餓」に繋がるほどの空腹なんて戦争の時代の話なんだと思います。もっとも、ご近所さんがキナ臭いので飛び火するかもしれませんね。また、大きな天災に見舞われてしまえば、可能性も無きにしもあらずです。

空腹は最大の調味料などと言いますが、確かに空腹の状態やひどい状態の飢餓を経験した人などは、何でもおいしく食べる事が出来るかと思います。

さらっと調べると、確かに体の状態によって味覚の感受性が低下したりするそうです。肉体の疲労にはレモンがおいしく感じるみたいな話があると思いますが、確かに酸味に関する感受性が低下しているのだそうです。酸味が低下しつつレモンの若干の甘みが通常より余計に感じるから「うまい」と感じて、普段なら「酸っぱくて食べるの無理」と思っている物が食べられるのではないでしょうか?

因みに空腹時及び肉体疲労時には苦味に関する受容性が低下するんだそうです。
エネルギー不足なので「なんでもいいから食え!」と脳が苦味に関して鈍くするんだそうです。
なので、肉体疲労と空腹のダブル状態では、ビールがうまく感じるんですねぇ。


逆に事務仕事のような頭を使った疲労の場合も、苦みに対する感受性が下がるんだそうです。珈琲を好むタイプの方は事務方の頭脳派なのかもしれませんね。


また空腹時は甘みに対する感受性が増加しているそうで、甘みに対して鋭く「うまい」と反応するとの事です。へぇ~。



また、逆に甘みを食べ続けると食欲を低下させ、甘みに対する感受性をも低下させる物質があるんだそうな。この辺の異常があるときっと、いつまでも「うまい。うまい。」と食べつづけ、肥満体になっていくんだと思います。

因みに、すべての味(五味ね)に対して食べ続けると反応が弱くなる機能が働いているんだそうな。
それぞれ違う反応のようです。凄いね人間。
体の構造で刺激に対して順応とか鈍化とかして、何事も続かないようになっているんだって。



そう言えば、戦争時の飢餓を経験した女性が産んだ子供は肥満体になる傾向が高かった・・・なんてテレビを見たな・・・飢餓を経験した遺伝子は、それに対抗するように栄養をため込むような遺伝体質に変わって生まれて来るかららしく、その後の食が保証されてからも、歯止めが利かないで食べる事を我慢できにくく・効率よく栄養をため込む体質になって肥満体になったんだと言っていたような気がします。


肥満体・・・そろそろ私も限界が来ました。昔は運動もせず、バクバクと食べてもそんなに変わらなかった体重ですが、加齢による基礎代謝の低下、運動不足による筋力低下、変わらない食事量(むしろ増えてる・・・)など、バランスが一気に崩れ、筋力落ちたら更に基礎代謝が減りの連鎖にハマりだしたみたいです・・・

10年で5キロ増かな・・・


褐色脂肪細胞・・・多分私はそれが体に多く残っていたようです。運動もせずバカスカ食べてもそんなに太らなかった・・・過去の話ですけど。調べると、寒い思いをすると熱を作ろうと頑張る細胞らしいのですが、確かに部屋を暖かくする事ってあんまり好きじゃなく、布団にくるまって寒さをしのぐのが苦にならない性格です。

ひょっとしたらその辺が、あまり太らない体質の理由かもしれません・・・が、個人差あると思うので真似したところで、無理でしょうけど・・・

因みに寒さに強いとか、ぶるっと震えるくらいの状態で肩甲骨周辺だけほんのり温かさを他の部位より感じる場合は褐色細胞が多い可能性があるんだそうな。今度冬にやってみようかな?


しかし運動か・・・苦手なんだよね。目的の見つけられない行為(モテたい・健康維持・自己満足・・・私には動機が薄い・・・)には、興味が無いのです。


さて、今回は食べログ日記用に用意していたものを記事にしました。文字の羅列と私的な展開ではつまらないですね。
いつものように、過去の写真を載せておきます。


Img_0242うーんどこだろう・・・たぶん「アムール」ってお店だと思います。雰囲気良くて、まずまずの美味しさだったと記憶しています。
ちょっとね・・・ネーミングのセンスとか、カッコつけ過ぎッて印象が私にはあります。あくまで私からと言う事で、万が一若い娘っ子とかと行けば「おじ様素敵!」ってなるような気もします・・・

Img_0243アップしたもの・・・魚みたいですね。稚鮎とかなんだと思います。


ただ、フランス料理かといわれると微妙に感じたのですが、それはあくまでも「その時、食べたいと思った、今までの自分から想像するフランス料理」であって、お店に非はまったく無いですね。どちらかと言うと、クラシカルなものが好きらしいので、新しい表現にちょっとついて行けなかったみたいです。

あっ、好みのフランス料理って話で次回書こうかな・・・


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以上。太字は2025年8月加筆部分です。
因みに「アムール」さん。
2012年6月に利用。
利用した動機は「カンテサンス」の経験もある後藤シェフの経験をしたくてお店を選んだんです。
ん?「レカン」さんも経験されてたんですよね。
利用時は広尾駅が最寄だったみたいですが、移転して恵比寿駅が最寄り駅になったみたいです。

もうフランスのコースを食べきる胃の容量は無くなってしまいましたが、良い経験をしてました。

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