既にベースが出来てました(再投稿)
2013年10月下旬
40代の私。
ま、もうそんな年齢だからですが今も展開している論法ってのはもう出来上がっていました。
繰り返し繰り返し訴えていると言うか考えているんですね。同じ事を・・・
そんな内容をプレイバック。
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「深層心理でしょうか?」
ネタがないですが、スタートダッシュで記事だけ増やしとこうかなと、なんとなく・・・
私の周りだけなのかもしれませんが、気になることがひとつ。
例えばですが、狂牛病が流行った・・・じゃあ肉食べるの辞めよう・・・とか。
原発関係だ・・・あそこの魚は一切食べない・・・とか。
その時その時の、ネガティブなイメージでそのままストレートに購買やら食の傾向が変わってしまう・・・それもすごく素直に当たり前のように・・・
私は(私だけ?)まったく気にならないのです。その様に発言する人を不思議な感覚でみてしまうのです。
いや、正確には「穢れたもの」と言う認識はなくはないのですが、人より薄く低いようで並行して「世の中には同じく穢れたものなどたくさんある・・・」と思ってしまいます。
・何の気なしに食べる、お菓子・スナック菓子にはどんな添加物が入っているでしょうか?
・やりくり上手だわと、吟味してお安く買い求めた肉はどのような抗生物質を与えられて育てられたと思いますか?
・同様に農薬を効かした野菜たちをどの程度認識して調理されていますか?
・一品楽したいと買ってきた惣菜に化学調味料は?
・外食料理のうまさは家庭では考えられないような量の油分や糖分が入っています。
・そもそも、使っている塩・砂糖・醤油なども精製されていたり、腐敗防止でなにかしら入っているはずではないかと感じた事はないでしょうか?
食べ物以外だって身に着けるものから皮膚への影響はないのだろうか?とか。
シャンプーや洗剤は体内に絶対ちょっとでも侵入しているのではないか?と考えないでしょうか?
回避できませんが、受動喫煙のように通勤の電車や職場の同僚からの影響だってあります。電車内とかで風邪を移されることを考えれば、小さい世界から色々影響があると思えないでしょうか?
まともに調べる気はありませんが、規定値をちょっと越えたってその規定値というのが非常に低い規定であるのであれば、上記の影響と同様だと考えてしまう私は少数派なのでしょうか?
「子供が心配」「魚だけは表示をちゃんと確認する」などと聞いていると「面白い事言うなぁ・・・」と感じる私が「面白い人」なんでしょうか?
などと思ってしまいます。
ですが、それは私が全てのものに寛容というわけではなく、自分の好みの味でないものを容赦なく切り捨ててしまう傾向にあると思っていますので、考え方の違いであって正論ではない事はわかっているつもりです。
平気で「あれは食べれない」と言う言葉の「あれ」が私は「真剣に作っていないもの」とかであり、他の方は「信用出来ないもの」と言うだけなんでしょうね・・・
風評被害って、こういう考えから出ちゃうと想像してみました。無意識に敬遠する・・・深層にある感覚なのかもしれませんね。
さて、ガラリと全然話が変わって、思い出の料理の写真。
「スリオラ」さんのスペシャリテ。フォアグラを使った料理です。他にも印象的な料理は記憶していますが、今見つけた写真はこれだったので貼り付けてみました。
サービスの方が「なんてことない組み合わせなんですけどね」・・・的な言葉で説明された記憶がありますが、とんでもないです。お金をもらう料理は「味」もさることながら、「プレゼンテーション」「景色」と言うのも重要な要素だなと思います。
これは冷製の仕立てだったと思いますが、見た目ケーキですよね?
ナイフを入れてびっくり陶酔・・・こういう演出は「惚れてまう・・・」ですね。切った感じが、
こんな感じです。
伝わりにくいですが中から、とろりんチョととろけ出して来ます。楽しい皿ですね。上の白い岩塩?もよいアクセントでした。
フレンチからスパニッシュに転向したと言う肩書きのシェフはとっても温厚そうな方だったと記憶しています。
あっという間に打ち切られた、テレビ番組「アイアンシェフ」の挑戦者でもありました。
あの番組は気合入れすぎて、馴染めない言葉やくどすぎる煽りが今の時代には合わなかったのでしょうか・・・現在活躍するシェフをテレビで見られる貴重なコンテンツだったのに残念だなと思ったものです。
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でありました。
「スリオラ」さん・・・懐かしー。
訪問は2012年6月のお話。
移転前のお店です。ランチで1万以下のコースでした。
食べログ的には8000円以下になってます。
今じゃそんなレベルじゃないんですよね。
2015年8月に移転後夜利用をしていました。
今じゃ、ランチの下が13200円。夜は32450円から・・・て、手が出ない。
でも、こちらのシェフは今も記憶に残るほど、独創性と美味しい皿に昇華させる技術をお持ちだったと記憶しています。
こちらのお店を選択した理由はスペインのミシュランで星を持っている「サンパウ」スーシェフから独立したという情報を得て、「行けるかどうかわからない「サンパウ」で悩む前に、独立した方のお店を経験しよう!」と言う理由で選択したってのが本当の話です。
「サンパウ」・・・カルル・ルスカイメイダ?もう10年以上前の情報がうろ覚えながら出てきます。
三日前の記憶は皆無なのにね・・・ただ、どのくらい合っているか?
えっと調べてみると、おっと。バルセロナの本店は2018年に閉店されていました。経営に行き詰ったのではないっぽいですね。
姉妹店である日本のお店も2023年9月に閉店したようです。
お店は一代限り。一流の個人店のお店はそのシェフの料理及び経営の情熱によって維持されると私は思っています。
常連さんなどは代替わりを期待したくなるところですが、それは雇われ店長に近いイメージがあり、企業となってしまったお店の料理は極論を言うと「目新しさがなくなり、情熱的な感動は味わえない」と思っています。極論ですよ!
あれよあれよという間に昇り詰めていくことを一緒に体験する・・・それが至福なのかなって思います。
あ・・・そうじゃなくて、記憶の答え合わせだ。
「サンパウ」の女性シェフのお名前は「カルメ・ルスカイェダ」さんでした。
惜しい。
そうか・・・日本のお店も閉店かぁ。
私の利用は2013年の8月。移転前のお店でのランチ利用でした。
とても素敵な経験をしたお店です。
その時のシェフは岡崎陽介シェフさんだったんだ・・・今は・・・もう行けない世界で活躍されているようですね。
ん?
なんか展開が違う。
10年以上前から私の視点は一貫しているってことですね。
と言うか、10年以上前の方が最先端の料理に触れている機会があったからだと思います。
素材と知識と経験と感性・・・そこにはリアルな現実しかなく、唯一「感性」と言うのがあいまいな不確定要素ですが、感性を磨くにも実際に経験していかなければ上昇はしないと思います。
最低限の四則演算だけでは高度な理論はなかなか生まれないけれど、四則演算を知らなければ途方もない遠回りをして同じ事実にたどり着くのかなって思います。
字が読めないと知識が溜まる速度はやっぱり遅くなる気もします。それが良いか悪いかではなく、早く溜まり「これはいいか?」と早く判断がちゃんとできれば、より良い状態にたどり着くことが出来るのかなって思うってことです。
字が読めないだけで、感性が飛び切りの人だっているので、何が良いかなんてわかんないんですけどね。
いい大学行ったからって、いい人・頭の良い人・人づきあいがよく交渉もきちんとこなせる人・・・なんて分けないですからね。でも、限られた時間で知識を学びたいと思うのならば、文字が読め計算が出来るほうが得られる情報量は多いと思います。あとは、それをどう使いこなしアレンジするかはその人次第ってことです。
・良い素材か?もしくはその素材を納得して買ったのか?作りたい料理の及第点となる素材か?
・作りたい料理はちゃんとできるか?不安な部分は無いか?または、知っている調理法が一番だと思っているのか?
・もっと良くなる要素は無いか?
そんなことを出来るだけ、考えて料理が出来たらいいですね。
子育てや忙しい時間にゆっくり料理と向き合えないってのはあるんだと思います。
でも、料理じゃなくても子育てに対しても同じような思考法でちゃんと向き合っているのか?
向き合っているのならば料理は後に回しても良いのかもしれませんね。
では。


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